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香南コミュニティセンターにて、新しい認知症観についての勉強会を開催しました

新しい認知症観は、認知症になっても1人でできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域での自分らしい生活を継続することができるという考え方です。ひとりひとりが認知症を「わがこと」として正しく理解することが大切です。

認知症について正しく理解するために、3月12日(木)に香南コミュニティセンターにて認知症についての勉強会を開催しました。
香南地区の27名の地域住民の皆様や高松市社会福祉協議会香南様に参加頂き、認知症の基礎知識や認知症の方との関わりについて情報提供し、認知症についての理解を深めることができました。
実際に認知症当事者・そのご家族による体験談ビデオの視聴やグループワークを通して地域で暮らす認知症の方にどのような支援や声かけをしたら良いのか、活発に意見交換ができました。
最後は、下肢筋力維持の為に座ったまま実施できるストレッチや運動を一緒に行いました。

「勉強会に参加する前と後で『認知症』についてのイメージが変わった。」と答えてくれた方が半数以上でした。できないことを見るのではなく、その人その人のできることを見ていく。自分たちができる関わりは挨拶や会話をするなど、普段通り接するなど貴重な意見が伺えました。地域の方々から、我々も学ぶことができました。
お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。




高齢者の方の金銭管理について

高齢者の方の金銭管理は、認知機能の低下により記憶力や判断力などが衰え、本人による金銭管理が困難になることがあります。
〇判断力の低下
・暗証番号を忘れる。
・公共料金の支払いを忘れる。
・不要なものや同じものを繰り返し買う。
・高額な商品を購入した、衝動的に散財してしまう。
〇紛失・妄想
・通帳や印鑑を失くしてしまう。
・お金を盗まれたと思い込む「物盗られ思想」が起こる。
〇詐欺被害
・高齢者を狙った特殊詐欺や悪徳商法に遭いやすい。
〇口座凍結のリスク
・認知症の進行により銀行口座が凍結され預金がおろせなくなる。
金銭管理は、ご本人の気持ちや立場を理解し、本人の同意や意思を確認し尊重することが重要です。深刻な問題になる前に、早めに対策を講じましょう。

高齢者の金銭管理を支援する公的な制度である「日常生活自立支援事業」を紹介します。
・高齢や障害により、日常生活上の判断に不安を感じている方が対象。入院・入所中の方も利用できて、医師による認知症の診断や、療育手帳・精神保健福祉手帳の有無は問わない。
・福祉サービス利用の手続きや日常的金銭管理をサポートする制度。
・預金通帳や年金証書などの重要書類の管理も依頼できる。
・利用料は安価で、ニーズに応じて契約終了も可能。
・お住まいの市町社会福祉協議会が実施し、専門員や生活支援員が支援計画を作成、サポートする。

地域包括支援センターでも日常生活自立支援事業についてのご相談をお受けしています。


成年後見制度に関する相談が増えています

現在、成年後見制度の利用をしやすくするための制度見直しの検討が進められています。成年後見制度は、認知症などの理由で判断能力が不十分な方が、不動産や預貯金などの財産を管理したり、介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだりする必要があっても、自分で行うことが難しい場合に、本人の権利を守る人(「後見人」など)を選ぶことで、その人を法律的に支援する制度です。
成年後見制度は、昨年末時点でおよそ25万人が利用していますが、認知症高齢者が増えているにもかかわらず、利用が進んでいない現状で、現行制度では一旦利用を始めると、原則、被後見人が亡くなるまでやめられず躊躇する要因となっているなど制度の使いづらさが指摘されています。
今回の見直しは、制度を活用している現場の課題や社会の変化、そして「本人の自己決定権の尊重」という大きな流れに応えようとするものだと思います。
地域包括支援センターでも成年後見制度活用についてのご相談をお受けしています。


みんなで守ろう高齢者の権利 「防ごう高齢者虐待」

高齢者虐待防止法(高齢者に対する虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律)が平成18年4月に施行され、高齢者虐待についての周知や理解は進みつつありますが、残念ながら高齢者虐待の数は増加しています。認知症の進行や身体機能の低下などにより、介護負担が増え、養護者(介護者)が追い詰められたり、適切な介護の仕方や対応がわからないために不適切な対応となり、結果として虐待へと発展してしまうこともあります。
高齢者虐待は、高齢者が他者からの不適切な扱いにより権利利益を侵害される状態や生命、健康、生活が損なわれるような状態におかれることを言います。虐待をしている本人が虐待をしているという認識がない場合も多く、また、虐待を受けている高齢者の方もかばったり、他者に知られたくないなどの思いがあったりすることから、発見しづらい場合があります。ですので、高齢者に関わる身近な人が虐待を疑わせる「サイン」を見逃さず、いち早く気づき対応することが大切です。「あれ?」と思った段階でご相談いただいて構いません。あなたの勇気ある行動が、困っている高齢者や家族を助ける第一歩になります。
養護者による高齢者虐待に気づいた方は、市町村・地域包括支援センターなどの高齢者虐待対応窓口に相談・通報してください。守秘義務により、誰が連絡・通報したかが周囲に漏れることはありませんので、安心してご相談ください。高齢者が住み慣れた地域で尊厳を守られ、安心して生活をしていくために、高齢者虐待が誰もに起こり得る身近なことととらえ、高齢者虐待が起こらないよう支え合っていきましょう。


戸別訪問を手口とした悪質な業者に注意!!

香川県警からの情報提供です。
高齢者宅を訪問し「そのままにしておくと火事になる」と言い、工事代をだまし取った詐欺が発生しました。
自宅に突然業者が訪問し「無料点検」「屋根瓦が壊れそう」「外壁が壊れそう」といった言動があれば悪質な訪問業者の可能性があります。
突然訪問を受けた時は「安易に自宅に入れない」「その場で点検させない」よう注意してください。
少しでも怪しいと思った際は、すぐに警察に相談してください。
警察相談ダイヤル ♯9110 香川県警本部生活安全課 087-833-0110