先輩メッセージ生活相談員
小山翔さん

入社年:平成18年
勤務施設:きたまち苑
専攻していた学科:社会福祉学科

成長したと思うところはどんなところですか?

私ははつき会の介護職員として長い間勤務してきました。生活相談員に配置転換してからの勤務は浅いですが充実した毎日を過ごす事ができています。
私が経験した介護職員の仕事、生活相談員の仕事はどちらも充実した楽しいと思える仕事です。利用者様の生活をサポートする視点や角度は職種によって変わる事もありますが、どちらも利用者様により良い生活を過ごしていただきたいという思いが根本にあります。
配置転換により利用者様の生活を見る視点の幅が広がり、サービスの質の向上に活かせていることは自分自身が成長した事だと思います。

これからの目標を教えてください。

利用者様により良い生活を過ごしていただく為には様々な視点を持って生活のサポートを提案していく必要があると思います。
本人や家族、地域の方、施設に配置されている様々な職種や関連機関の意見を利用者様の生活に活かすため、本人や家族の方に提案する能力を向上させる事を目標としています。
はつき会は職員数や施設数が多い法人です。その強みを活かして施設間での情報交換の場を設ける仕組みや他施設の職員との繋がりができるように積極的に取り組んでいます。気軽に多くの方から話を聞くことができる恵まれた環境なので様々な視点を培いながら能力の向上に努めていきたいと思っています。

一番印象に残っていることはなんですか?

右足の骨折で医師から車いす生活を指示された女性利用者への対応が印象に残っています。いつも笑顔で気の合う方とお話しを楽しまれていた方でしたが、お部屋から食堂までの車いすでの移動のお手伝いをしようとした際にいつもと違って浮かない表情でした。食堂に行かれると大きな声で涙を流されました。理由を伺うと「車いすで過ごすのをみんなに見られたくなかった」とのことでした。すぐに上司が医師等に確認して左足重心で歩行して生活していく事になりその後はいつも通り笑顔で生活されることになりましたが、私自身はこんな当たり前の気持ちを汲み取れなかったことに対する申し訳なさで頭が一杯になりました。
今では人と接する際の教訓として仕事や仕事以外の場面でも心掛けるようにしています。

将来の仲間へのメッセージ

福祉の仕事は人との繋がりから学べる機会がたくさんあります。
一緒に学んで成長していきましょう!

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